今朝、月山の姿が久しぶりにくっきりと見えたので、お昼にカメラを持って舞鶴山へ上りました。
山頂広場までは車で5分。東屋(北側展望台)に上ると、温泉街を含む市街地の北側一帯を望むことができます。
東側には奥羽山脈が連なり、西側には月山(写真左側)、葉山(右側)、朝日連峰の山並みが一望できます。ここは山形盆地の中央部。360度ぐるり見渡すと、山で囲まれていることが目視できます。
山頂広場から西側の斜面を下りていくと、視界が開けるところが随所にあり、月山をはじめとする日本海側の山並みを楽しむことができます。
大きな秋田犬を連れて、毎日舞鶴山を散歩している常連さん。時々お会いします。
おとなしいメスの秋田犬。お断りをして、写真をパチリ。
声をかけたら、振り向いてくれました。
今日の山形新聞の朝刊に、隣町の河北町郷土史研究会・鈴木会長さんの提言が掲載されていました。「地主屋敷は観光資源」というタイトルの提言です。
河北町の沢畑地区に、旧堀米四郎兵衛家(現在は紅花資料館)と並ぶ豪農の安部権内家があります。
(母屋の庭)
かつては地主・紅花農家として隆盛を極めた豪農で、その母屋は江戸安政年間に建てられた貴重なものですが、2008年に当主が亡くなると、しばらくの間空き家になっていました。
それを何とかしようと、有志が立ち上がり「保存会」が設立され、活動を続けています。
(蔵座敷)
現在では国指定の有形文化財として登録されるまでになりました。
(離れの欄間)
紅花資料館の斜向かいにある建物で、以前からここを通るたび、その重厚な佇まいに魅かれていました。今からちょうど3年前、当保存会の主催で内覧会の案内があり、見学させてもらいました。そのときの画像があったことを思い出したので、紹介します。
(離れのトイレ)
堀米家と安部家は、同じ村の名主として栄えましたが、その経営手法が違っていたようです。堀米家は紅花の集荷を手広く取り扱う商人だったのに対し、安部家は紅花を栽培し生花を仲買人に売り渡す堅実な紅花農家でした。
(仏間・浄土真宗)
紅花は山形県の県花です。かつて「べにばなの山形路」という観光キャンペーンも展開されました。そんな県を代表する紅花の文化観光スポットを作り上げたいと、保存会の皆さんが活動を続けています。
(火番小屋からのアプローチ)
河北町の紅花資料館や安部家までは、当館から車でおよそ30分足らずのところ。
(表門)
当館にお泊りのお客様にもご紹介し、ぜひ足を運んでいただきたいと思っています。
今日は文化の日。朝から雲一つない青空で、しかも明日は雨の予報とあって、今年最後の紅葉狩りに出かけました。
紅葉狩りのメッカと言えば、その名のとおり「紅葉川(もみじがわ)渓谷」。
山寺の先の面白山のふもとにあり、当館から車で30分で行くことができます。
渓流トレッキングの全行程を歩くと、約1時間半ほどかかりますが、今日は時間を短縮して片道30分、下流から往復1時間のショートコースでスタートしました。
このコースには、5つの滝と吊り橋もあり、変化に富んだ景観を満喫できます。
色とりどりの落ち葉が、一枚一枚貼り付けたように岩の上にきれいに並んでいます。太陽の光を浴びて、きらきら輝いていました。
ここは、JR面白山高原駅と山寺駅までの間にあるハイキングコースなので、車だけでなくJRでも簡単に移動できます。
足に自信のある方は、JRを利用して面白山高原駅で下車し、渓流トレッキングを楽しんでから、そのまま山寺駅まで下って歩いていくコースも選べます。今日は3連休の初日とあって、三々五々紅葉狩りを楽しむ人たちでにぎわっていました。
県内の紅葉の見どころの一つに、山形県総合運動公園(天童市)があります。当館から車で5分のところにあって、国道13号線に隣接した森林公園さながらの総合運動公園です。
敷地面積は約50ヘクタールもあり、公園内には、総合体育館、陸上競技場、野球場などのスポーツ施設、いこいの広場、遊びの森などのレクリエーション施設が設けられています。
健康づくりのために、毎日ジョギングやウォーキングに訪れる人もいます。
連休前の今日、この紅葉のタイミングをとらえ、カメラを持って出かけました。
すでに葉っぱが落ちてしまったものもありましたが、カエデは今が見ごろとあって、多くの人でにぎわっていました。
イチョウ並木も大分色づいてきました。例年新聞やテレビのスポットでよく紹介されるシーンです。
暑くもなく、寒くもなく、今日はもってこいのお出かけ日和です。高齢者施設の皆さんも、車椅子での観賞を楽しんでいました。
これから色づくものもあるので、まだまだ楽しめそうです。
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