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菊の展示 今日からスタート
街路樹のオオヤマザクラやカエデの葉も、ようやく赤く色づき始め、秋もいよいよ深まりつつあります。恒例、松の湯「菊の展示」が、今日からスタートです。



あいにくの雨模様の中、午後からホロ付きの軽トラックで菊鉢の運搬作業をしました。花びら同士がぶつからないように、細心の注意を払っての徐行運転。

大阪で開催される全国菊花展にも毎年出品している、菊作りの名人森山さんから毎年お借りしている大輪の菊の花です。



今年も、力作が勢ぞろいしました。まだ花は小振りですが、これから花びらが充実し、ぐんぐん盛り上がっていきます。



中には、ご覧のようにかわいい「福助仕立て」のものも・・・。

宿泊されたお客様は、お帰りの際に菊をバックに記念撮影。深まり行く秋の中で、旅の思い出のワンショットいかがでしょうか。

近くのわくわくランドでも、天童菊花展を開催中です。


| 湯の香 松の湯 | 15:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最上義光歴史館にて
戦国時代から江戸時代のはじめにかけて、ここ出羽の国(山形)を治めていた武将・最上義光(もがみよしあき)。今年は彼の没後400年に当り、様々な記念事業がお隣の山形市で行われています。

霞城公園(国史跡・旧山形城址)内の二の丸東大手門をくぐると、馬にまたがった義光の勇姿を見ることができます。台風一過、青空に向かって今にも駆け上るような、躍動感が伝わってくる銅像です。



彼は最上家11代の当主で、関ヶ原の功績により、57万石の大々名となりました。当時は、全国で5番目の石高を有し、出羽の国は実質100万石の城下町として繁栄したと言われています。
 


彼の全盛時代に、狩野宗秀(永徳の弟)に描かせた、重要文化財の絵巻物「遊行上人絵」(ゆぎょうしょうにんえ)10巻が、霞城公園の隣にある最上義光歴史館で、11月10日まで特別展を公開中です。入場は無料。



この上人絵は、時宗の開祖一遍と二祖他阿の布教の様子を記した伝記絵巻で、当時の風俗や人物のコミカルな動きや表情、着衣などが楽しめます。ボランティアガイドの丁寧な説明もあり、歴史好きな方にはおすすめです。

| 湯の香 松の湯 | 17:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
山岳信仰で栄えた「水晶山」
かつて山岳信仰や修験の山として栄えた「水晶山」(すいしょうざん)。当館から車で東へ15分程のところに登山口があります。先日、当館をご利用いただいた研修会のお客様と講師の先生に同行し、久しぶりに歩いてきました。



参道やサインもきちんと整備されており、トレッキング感覚で安全に登れる標高667メートルの里山です。

その参道を進んでいくと、時代を感じさせる「山姥」(やまんば)が迎えてくれます。二体とも江戸・寛政年間のもので、当時は女人禁制の修験の山に祀られることが多かったといいます。



山の中腹には管理棟の「六角堂」が建っています。堂内にはカラー写真で詳しい史跡の紹介がなされており、水晶山の全容を知ることができます。

こんな風に、「登山の思い出ノート」のページをめくったり、自由に記帳するのも思い出に残ります。



ここまで、車で来れるので、山頂までゆっくり歩いても1時間足らず。山頂には神社が祀られ、道々に古い道標や堂跡などが点在し、当時の栄華を偲ぶことができます。

水晶山は、天童市の貴重な歴史遺産です。地元の水晶山に親しむ会の皆さんが、きちんと管理されているので、気持ちよく登山ができ、県外のお客様にもおすすめしたいスポットです。
| 湯の香 松の湯 | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
鈴なりのツリバナマユミ
本館客室の前庭に、今年もツリバナマユミの赤い実が鈴なりに実りました。



実のなる前は、一見してあまり目立たない控えめな感じのする木なのですが、実のつけ方がちょっと個性的です。果実がカパッと割れて、中から種子がぶら下がっています。



「ツリバナ」は、「吊り花」の意。秋も深まってくると、葉っぱも赤く色づいていきます。



種子がこぼれ、翌年芽を出したものを取り上げて、その苗を毎年育てています。数に限りがありますが、「植えてみたい」とおっしゃるお泊りのお客様に差し上げています。

| 湯の香 松の湯 | 19:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ようこそ天童温泉へ

天童温泉の各旅館では、玄関前に統一の行灯を設置しています。これに取り付ける歓迎の前垂(まえだれ)を、このたび新調しました。



開湯100周年のときのものと図柄が似ていますが、「ようこそ天童温泉へ」の歓迎の文字を真ん中に据えて、全体を将棋盤に見立てています。「将棋のふるさと天童」をイメージしたもの。



来年は、山形の観光を県を挙げて全国に発信する「山形デスティネーションキャンペーン」の年。10年ぶりの大型キャンペーンです。これを受けて、天童でも独自の「お・も・て・な・し」に磨きをかけて、大いに盛り上げたいと考えています。

このお出迎えの前垂と行灯は、天童温泉の旅館のほかに、JR天童駅や山寺駅にも設置させていただいています。

| 湯の香 松の湯 | 17:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
山寺一望「馬口岩」からの眺め 
地元の人でも、意外に足を運んだことがない、山寺の「馬口岩」(ばくちいわ)。「ばくち」と聞くと「博打」を連想しますが、実は岩の形が口を開けた馬に例えられてこんな名前が付けられたといいます。

冬場、凝灰岩の穴に氷柱ができることから、別名「アイスヒル」とも呼ばれています。



 山寺「風雅の国」の西側駐車場に登り口があります。ここから馬口岩まで、ゆっくり歩いても15分くらいで行けます。岩のてっぺんには鉄柵が設置されているので比較的安全なのですが、小生高いところは苦手なので、岩の上に立つとどうしても足がすくんでしまいます。



今まで下から見上げていた山寺の風景も、ここから眺めるとちょっと趣が違います。五大堂が、ほぼ同じくらいの高さに見えます。


今月下旬には山の紅葉が進むので、晴れていれば目の覚めるような山寺の絶景が楽しめます。初雪の頃もよさそうですね。

山道はちょっとぬかるんでいる所もあるので、滑らないように足元には十分な注意が必要です。それから、「熊出没注意!」の看板もあったので、ワイワイ話をしたり、ラジオや鈴をつけて登ることをお勧めします。

| 湯の香 松の湯 | 19:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
紅葉川渓谷トレッキング
10月に入って、朝夕めっきり涼しくなり、庭の広葉樹の葉っぱも薄っすらと色づいてきました。紅葉狩りのメッカと言えば、その名のとおり「紅葉川(もみじがわ)渓谷」。山寺の先の面白山のふもとにあり、当館から車で30分で行くことができます。



今年は鮮やかな紅葉が期待できるのでしょうか。昼から時間が空いたので、下見に出かけてきました。地図にある「現在地」に車を置いて、この場所から渓流沿いに面白山高原駅まで歩きます。

リュックを背負い、カメラを片手に約1時間のトレッキング。帰りはコスモスベルグに立ち寄って、車道を下り車のある場所まで戻ります。



ご覧のように、紅葉狩りにはまだちょっと早かったですね。これから夜の気温が下がれば、紅葉が進んで行くでしょう。例年10月末から11月初めごろまでが見ごろのようです。



このコースには、5つの滝と吊り橋もあり、変化に富んだ景観を満喫できます。これからの季節、マイナスイオンいっぱいの涼風を頬に受けて、紅葉狩りを楽しんで見てはいかがでしょうか。
| 湯の香 松の湯 | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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