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鬼やらいの日
今日は若松寺(若松観音)の「鬼やらい」の日。旧暦の正月七日に行われる、この寺の最大行事です。

 

連日雪の日が続いていたのですが、観音様のご利益があったのか、ご覧のとおり今日は清々しい青空になりました。暦のうえでは大寒ですが、春迎えの行事にふさわしい穏やかな日です。



雪に覆われた鐘楼堂も、青空をバックによく映えます。鐘楼堂から、山麓の若松の集落を眺めていたら、突然強い風が吹き抜け、集落を包み込むように粉雪の雪煙が立ち上りました。



一瞬の出来事。まれに見る光景に、思わずシャッターを切りました。

肝心かなめの鬼やらいでは、心の奥に巣くっている鬼をはらって、今年一年の「無病息災」をお祈りしてきました。

| 湯の香 松の湯 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
赤べこプロジェクト
「赤べこ」は、福島県会津地方の郷土玩具。古くから縁起物として、またお土産品としてもよく知られています。このたびの東日本大震災からの復興を願い、日本を代表する漫画家や音楽プロデューサーなど、様々なクリエイターたちが立ち上がりました。



長期に被災地の復興を支援していくために、「赤べこプロジェクト」と銘打って、全国各地で開催するワークショップ。自由な発想でペイントした、今までにないオリジナル赤べこづくりを通して得た収益金を、被災地へ寄付するというものです。



これまで「赤べこプロジェクト展」は、名古屋、埼玉、横浜などで開催されました。現在5回目として1月20日から2月12日まで、お隣山形市の山形まなび館で開催中です。

新聞記事で知って、早速出かけてきました。一つひとつ見ていくと、実にユニークでメッセージ性の強いものばかり。



復興の過程で新しい日本をつくっていくには、柔軟な「創造力」が欠かせません。そういった意味で、次代を担う子供たちにもぜひこのイベントに参加してもらい、創造力あふれる人材に育って欲しい・・・というスタッフの願いがあるようです。 

赤べこを通して、様々な人に東北の復興を支援してもらうこと。その思いは、将来きっと大きな力になるでしょう。



| 湯の香 松の湯 | 13:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歴史が灯る冬の山寺へ
山寺は、山形県を代表する名所旧跡のひとつです。 天童温泉から山寺までは、車でちょうど15分の距離。お客様からは、よく「そんなに近いの?」と言われます。



休前日と休日は、JR天童駅から山形新幹線「つばさ」の停車時刻に合わせて、天童温泉街を通ってJR山寺駅まで、無料の観光駅馬車(ワゴン車)を走らせています。循環路線ですので、帰りに山寺から天童へも戻れます。



俳聖松尾芭蕉がこの地を訪れてから320年余り。新緑や紅葉の頃もいいのですが、雪景色の中を上る冬の風情も格別です。上らなければ味わえない感動が、そこにあります。



立石寺の根本中堂に祀られている薬師如来坐像は、50年に一度だけ御開帳されますが、いよいよ来年平成25年にそのお姿を拝観することができます。お見逃しなく・・・。
詳しい日程等は、これから広報されます。


| 湯の香 松の湯 | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
やまがたぐるり眺望
ここは、JR山形駅の西口にそびえる「霞城(かじょう)セントラル」の最上階。東京のスカイツリーには遠く及びませんが、山形では群を抜く高さの高層ビルです。



高さ115メートル(24階)からの山形のまちの様子。東には蔵王の山並みを望むことができます。



北側手前には、山形城址の霞城公園。周りをぐるっとお堀で囲まれて、二の丸跡が保存されています。石垣の上にはソメイヨシノが植えてあり、満開の頃(4月下旬)になると、堀端を走るJRの列車は徐行運転をして、乗客に粋なサービスをしてくれます。ライトアップも見ごたえがあります。



その向こうには、天童の舞鶴山が 見えます。今から430年前の天正12年、山形城主・最上義光(よしあき)はここから挙兵し、舞鶴山に居城する天童城主・天童頼澄を攻め滅ぼしました。

昔々の話でも、ここから鳥瞰してみると、妙にリアルに当時の様子を想像することができます。ここは、夜の11:00まで無料で夜景も楽しめる、山形おすすめのビューポイントです。



| 湯の香 松の湯 | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
まもなく「鬼やらい」
当館から東へ車で15分のところに、縁結びの観音様で有名な若松寺(若松観音)があります。古来からこの寺の最大行事として伝えられてきた「修正会」(しゅしょうえ)、通称「鬼やらい」は、旧正月の7日に若松観音堂で行われます。


 
今年は、来る1月29日(日)。午前11時から行われます。 
この行事は、下界から追い払われた悪い鬼たちを集め、法要により改心させ、真人間にして帰すという全国でも珍しい伝統行事です。



法要後、体の悪いところに牛王加持印(ごおうかじいん)を当ててもらうとご利益があると、毎年大勢の方が参拝に訪れます。



館主も、毎年心の中に巣くっている鬼をはらいにお参りに出かけます。


 
| 湯の香 松の湯 | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
庭の雪下ろし
連日、小雪混じりの天気が続きました。冷え込みも一段と厳しくなってきています。年末からの積雪量はかなりなもので、庭の雪吊りや雪囲いにかかる雪の重さも半端でありません。

 

予報によると、今日から気温も少し緩みそうなので、寒さが最も厳しくなる大寒の前に、庭の雪おろしをしました。近づくと、結構積もっています。50センチくらいでしょうか。上は柔らかでも、下のほうにいくにしたがって固まっています。



松の雪吊りの縄も緊張状態。高いところは、枝を傷めないように竹竿の頭にタオルを巻いて、感触を確かめながら下ろしていきます。



頭に雪を被り口をへの字にした狛犬は、寒さに耐えてじっと春を待っているように見えます。


| 湯の香 松の湯 | 14:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
将軍家献上 寒中挽き抜きそばをどうぞ
寒中挽き抜きそばは、江戸時代末期、天童織田藩が将軍家にそばを献上していたという文献から開発された天童オリジナルのそばです。県産の「でわかおり」を使用しており、風味豊かでのどごしの良さには定評があります。



織田信長公を祀る舞鶴山の建勲神社(たけいさおじんじゃ)で、今年で9回目となる「寒中挽き抜きそば奉納奉告祭」が厳かに執り行われました。鎌倉宮司さんが、神前にそばをお供えします。



これが見た目にもよい白い上品な「寒中挽き抜きそば」です。この催しは、天童の名物として大いにPRしたいと、天童商工会議所観光部会と天童市麺類食堂組合の共催で毎年開催しているもの。



滝の湯を会場に開催された賞味会では、約630人が来場し、参加者の評判も上々でした。寒中挽き抜きそばは、赤いのぼりの立っている市内のそば屋さんで、明日から2月いっぱい楽しむことができます。期間限定販売ですので、ぜひお早めにご賞味ください。 
 
| 湯の香 松の湯 | 16:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
だんご木飾る
| 湯の香 松の湯 | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
囲炉裏に炭を・・・
雪見障子越しに庭を眺めながら、ぼんやりとするのもいいものです。正月らしい雪景色・・・。大黒様(写真右側)もにこやかに微笑んでいます。



囲炉裏には、朝炭を入れます。鉄瓶が「シュン」と鳴って、湯気が静かに立ち上ります。ここに座ると、なぜか落ち着くと、お客様によく言われます。



この部屋は、お客様気からご自由にお使いいただく談話室。ご来館の折には、是非お入りになってください。お帰りのときに、ここで記念写真を撮られるお客様もいらっしゃいます。



床の間には、松の湯の短歌の掛け軸と、観音様。実はこの観音様、先々代が求めた陶器製の立像なのですが、後姿が実に艶やかで美しいのです。ご紹介は日を改めてさせていただきます。

観音様にも餅をお供えして、今年一年の安寧を祈ります。
 
| 湯の香 松の湯 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。昨年中は、松の湯をお引き立ていただき、ありがとうございました。
また、天童温泉(松の湯)開湯100周年という記念すべき年に、東日本大震災という未曾有の大災害が発生し、徐々に回復しつつあるとはいえ、観光面にも暗い影を落としました。

今年は101年目の新たなスタート。本年もよろしくお願い申し上げます。



ということで、ロビーには今年も「謹賀新年」の掛け軸と鏡餅を設えました。



昨年の厄をはらい、心新たに新年を迎えようと、縁起物の獅子頭も飾っています。昨日しばらくぶりに洗顔とシャンプーをして、きれいさっぱり・・・。

厄介なことが起きたら、この獅子に「がばっ」と難を飲み込んでもらいたいと思うのも、身勝手な計らいですが、何はともあれ今年も健康で頑張りたいものです。


 
| 湯の香 松の湯 | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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