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出湯神社に注連縄飾り
大晦日の恒例の作業の一つに、中庭にある出湯神社の注連縄(しめなわ)飾りがあります。古いものをはずし、稲わらで作った新しい注連縄を、神社の石柱にのぼって取り付けます。



3月の地震で、庭の灯篭が三基倒れたのですが、この出湯神社は無事でした。この神社は、大正時代に基礎石を若松から、竿石は山寺から運んで建立したものです。



石柱の裏側に、松の湯を讃える短歌が刻まれています。
「松の湯に 湯あみする人 いく千代も 身はすこやかに 栄えますらん」
まさに、新年を迎えるにふさわしい歌です。



昨日まで雪を被っていた湯守うさぎも、朝から太陽の光を浴びて気持ちよさそうです。注連縄の紙垂(しで)も新調して、新しい年を迎える準備が整いました。

 
| 湯の香 松の湯 | 15:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
舞鶴山でかんじき体験
当館から南へ徒歩10分のところに、舞鶴山があります。この山は天童市のシンボルの山・・・。四季を通して、気軽に散策するのにもってこいの山です。

 
(昨年の愛宕沼の雪景色)

さくさく さくさく・・・心地よい雪の感触を感じてみませんか?館主がかんじきウォーキングをしながら舞鶴山をご案内します。

当館にお泊りの方は、無料でご参加いただけます。この機会にかんじきを体験してみたい方、是非お気軽にお声掛けください。

実施日

     【1月】 11日(水)、17日(火)、26日(木)
     【2月】  1日(水)、 7日(火)、16日(木)、22日(水)、28日(火)
     【3月】  6日(火)、15日(木)
                 出発時間: 14:30〜 (1時間ほどのコースです)



舞鶴山は市街地の中心にある山なので、決して遭難の心配がありません。(笑)
晴れていれば、月山、葉山、朝日連峰の山並みを望むことができます。織田信長を祀る「建勲神社」(たけいさおじんじゃ)を起点に、なだらかな斜面を雪を踏みしめてゆっくり歩きます。



動きやすい服装(防寒)でご参加ください。かんじき、長靴は準備します。
参加申込については、準備の都合がありますので、あらかじめ電話等でお申込ください。
初めての方でも大丈夫です。ご安心ください。


| 湯の香 松の湯 | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
旬の高原野菜
当館の駐車場で開催している日曜朝市「朝どり活き活き湯けむり横丁」も、今シーズンは10月末で終了しましたが、冬まで待って収穫する旬の野菜があります。
その代表が「あつみかぶ」と「大根」。雪を被ってから掘り出したものは、甘みも増してしゃきしゃきの食感です。



朝市会員の加藤さんは、標高500メートルに位置する山辺町玉虫湖畔の近くで畑を耕しており、今日ここで収穫した野菜を持ってきてくれました。有機肥料、無農薬で育てた「高原野菜」。当館ロビーで臨時販売です。 



こちらは、収穫した野菜や山菜を長期保存するために作った「乾燥野菜」。生産も加工も、すべて加藤さんの手作業です。



その中でも評判がいいのが、「ひょう干し」と「干しわらび」。もどし方も袋に書いてあるので、初めての方は一度試されてはいかがでしょう。
懐かしい、山形の味がします。


| 湯の香 松の湯 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
門松を飾る

この時期になると、門松や小正月の行事「だんご木」飾りなどの準備にかかるのですが、例年お願いしている方が膝が悪く高齢で引退したいという急な申し出がありました。



そんなわけで、あたふたと後任の方を人づてに探し、門松づくりをお願いしました。12月に入ると、各地区の公民館では、「門松づくり講座」が頻繁に行われているようで、お願いした方も講座の講師を務めているそうです。



完成したとの連絡が入ったので、午前中愛用の軽トラックで門松をもらいに行ってきました。中々立派なできです。



ひょうたんや鶴、お正月を迎えるにふさわしく、飾りつけも賑やかに・・・。この縁起にあやかって、平成24年はいいスタートを切りたいものです。


 

| 湯の香 松の湯 | 16:47 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ようやく冬将軍到来
今年は雪の遅い年だと思っていましたが、発達した低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、このところ全国的に本格的な冬将軍が到来です。

 

雪は降り続いていますが、玄関前の「寒菊」は、今が見ごろ・・・。満開です。この鉢花も、三本立ての菊同様、菊づくりの名人・森山さんからお借りしているものです。



雪囲いにも程よく雪が積もり、年末になってようやく冬らしい景色に落ち着いてきました。
この黒猫クンは当館の飼い猫ではないのですが、よく遊びに来ます。季節によって、居心地の良い場所をちゃんと知っており、冬はこの場所が指定席。温泉の地下タンクの上で暖を取っています。



「クロ、クロちゃん」 と呼ぶと、ちゃんと返事をしてくれるかわいい猫です。
いよいよ今年も残すところ1週間足らず。今年はあまりにもいろんなことがあり過ぎた1年でした。
「来年は穏やかな年になるといいね」と話しかけると、「ニャー」と返してくれました。

| 湯の香 松の湯 | 12:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
人間将棋のポスター審査会
今年初めての積雪。待ちに待った?本格的な冬がいよいよやってきました。大きな綿のような雪が降りしきる中、来春の天童桜まつり「人間将棋」のポスター審査会に出席してきました。

ここが審査会場。各社提案の全13点の中から、1点ずつ事務局から製作意図などの説明を受け、厳正に審査をしていきます。



審査員は商工会議所はじめ、関係諸団体から計7名。小生は天童温泉協同組合の代表として臨みました。

 

最終選考では、審査員の得点数が多い順に3点を選び、その中から次のポスターが選ばれました。



来春の4月21日、22日の両日、舞鶴山の山頂広場で開催される「人間将棋」。今年は東日本震災の影響で、残念ながら桜まつりが中止になりました。新しい将棋盤のお披露目も予定されていたのですが、1年延期になりました。

このポスターの色のように、桜花爛漫の中、賑やかなお祭りになることを心から祈っています。


| 湯の香 松の湯 | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
♪「もみじの天童」のルーツ
花笠音頭で♪「花の山形、もみじの天童・・・」と歌われているそのルーツがどこにあるのか。地元でも、今ではすっかり忘れ去られてしまいました。

実は90年前の子供たちの植樹が、その歌詞のきっかけになったのですが、植樹者の子孫や関係者が、有志の会を結成し再び光を当ててもらおうと、市に要望書を提出しました。



そのことが、先月28日付けの山形新聞に掲載されました。観光資源としての再興や遊歩道の整備などを市に求めた結果、案内板の設置にようやくこぎ着けました。

「もみじ」は30年ほど前、市民投票によって「市の木」に制定されました。当時の検討委員会の委員でもあった、県文化財保護協議会植物専門員の佐藤定四郎氏が、このたびの有志の会の中心メンバーです。

佐藤氏は、「春の桜とともに、秋のもみじを思い描いた先人たちの思いは、後世に引き継ぐべき貴重な財産。桜同様、市の木でもあるもみじも、もっと大切にしてほしい」と語っています。

「春は桜 秋はもみじの 舞鶴山に・・・」 天童温泉開湯100周年という大きな節目の年を迎え、この理念をみんなに訴え続けていきたいですね。

| 湯の香 松の湯 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アトリエ訪問
当館から車で15分のところに、渡戸(わたど)という小さな農村集落があります。小生と小学校で同窓生の彫刻家の片桐君が、20数年前からこの地に居住しアトリエを構えています。
近くまで出かけたので、ちょっと立ち寄ってみました。



窓を開けると、すぐ目の前に押切川 (おしきりがわ)が流れている、とてもすてきなところです。ここから川岸にも下りられるので、夏場はここに佇んで滑らかな岩肌を眺めながら、川遊びも楽しめます。



ホタルの時期には、暗闇にまたたく幻想的な光の乱舞を目の当たりにすることができます。地元でもあまり知られていないところなので、観光スポットとして急激に俗化して欲しくない場所の一つです。
今日は雨模様で、水かさが多く川の水も濁っていましたが、普段はもっときれいです。



対岸には互層になっているシルト岩と砂岩が、お菓子のミルフィーユのような縞模様の壁になっていて、大自然の不思議さを観察できる場所でもあります。

「街なかからも遠くない、こんな自然環境の中にある木工のアトリエを活かして、地域おこしにつながるようなことを、何かできないだろうか」などと考えています。

興味のある方は、お声掛けください。いつでもご案内します。



| 湯の香 松の湯 | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
進む、愛宕沼の改修工事
「小雪」とはいえ、なかなか雪が降りません。例年ですと、11月の中旬には一度みぞれ模様の天気になるのですが、今年は比較的暖かな日が続いています。



そんな中、舞鶴山麓の愛宕沼の工事が急ピッチで進んでいます。沼は周囲を埋め立てて、約3ヘクタールあったものを1.8ヘクタールにします。周りには遊歩道と桜の植樹。
天童温泉開湯100周年記念事業の一つとして、来年の3月雪どけを待って、沼の堰堤に「記念碑」の建立とサクラの植樹を予定しています。



周囲の雑木は全てきれいに伐採されました。約90年振りの大型改修工事。大正時代に築造した灌漑用水の溜池も、その役目を終え、市民や観光客に親しまれる親水公園に生まれ変わります。

 

上から見るとこんな感じです。完成は、平成25年3月の予定。サクラが成木になれば、「この沼に浮き舞台を設え、人間将棋をしては」という案もでています。
温泉街と隣接するこの自然豊かな環境を、これからも大切にして、観光にも活かしていきたいと思っています。


| 湯の香 松の湯 | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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