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地粉クッキング「どんどん焼き」
女性のための生き物ネットワーク エコトーンやまがた主催の研修会が、天童を会場に開催されました。
午前中は若松観音古参道の植生調査、午後からは津山公民館の調理室を借りて、天童産の小麦粉を使ったスローフード「どんどん焼き」と「すいとん」づくり体験を行いました。

どんどん焼き

小生、ひょんな縁でこのどんどん焼きの作り方をお手伝いすることに・・・。生地の中には小麦粉のほかに、長ネギ、紅しょうが、揚げ玉、ダシ、鰹節、卵、牛乳を入れて、少々寝かせます。



お好み焼きを焼く要領で、生地を鉄板の上で薄くのばします。魚肉ソーセージ、あおさ、のり、紅しょうがを片面にのせて、両面を焼き上げます。ソースを塗って割り箸でくるくる巻いて出来上がり。

上からまたソースを塗って、これがどんどん焼きの完成形。昔からお祭り屋台には欠かせない、山形独特の素朴で懐かしい味です。



食後には全体総括。講師の植物研究家の先生を中心に、若松や舞鶴山の植生のこと、天童の小麦づくりの歴史など、専門的な立場で意見交換を行いました。

植生調査とどんどん焼き、妙な取り合わせですが、なかなか味のある研修会となりました。
| 湯の香 松の湯 | 19:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
天童温泉昔語りの夕べ
 天童温泉では、各旅館持ち回りで「昔語り」を開催しています。4月から6月までの間、毎週土曜日20:15から約40分のお話です。

昔語り

今夜は当館が会場です。天童昔語りの会から4名の語り部が出演。

お話の合間に、山形の方言や言い伝えなど、県外のお客様に親切に説明していただきました。



終わってから、フリートーキングです。地元の人も混じって、昔の暮らしのことから子育てのことまで、話が広がっていきます。

中庭ライトアップ

旅の思い出づくりには、その土地の歴史や文化に触れることが大切な要素になります。そういう意味で、昔語りの取り組みはこれからもずっと続けていきたいと思います。
| 湯の香 松の湯 | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ヤマボウシ開く
今年も、離れの前のヤマボウシが見事に花を咲かせてくれました。遠目に見ると、うっすらと雪を被ったよう・・・。

離れ

大振りの花びらに見える白いものは、花弁ではなく総苞(そうほう)というのだそうです。実際の花は真ん中の目立たない部分。

ヤマボウシ

ヤマボウシの名は、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられました。



離れの濡れ縁からはこういう風に見えます。ちょうど正面の木がヤマボウシです。秋には、見事に紅葉します。
| 湯の香 松の湯 | 08:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
格知学舎のクリンソウ

県の史跡に指定されている旧私塾「格知学舎」。当館から車で10分足らずのところにあります。秋には、お庭のタカオカエデのライトアップが有名ですが、この時期に咲く「クリンソウ」は初夏を彩る花として、また人気があります。

クリンソウ

山寺の帰り、スーパー農道を下ってこの花を見に立ち寄ってみました。緑に包まれたせせらぎの辺りに、大きな葉っぱを広げてクリンソウが群生しています。



白や薄紫に混じって、鮮やかな黄色い花も咲いています。
五重塔の先端部分にある「九輪」(くりん)から、この名が付けられたのだそうです。

学舎

学舎はひっそりとしています。この花の盛りは5月の10日前後だったそうで、人影がありませんでした。
山のひんやりとした空気と水辺の環境がこの植物に適しているのでしょうか。花だけでなく葉っぱまでもが活き活きとして見えます。

| 湯の香 松の湯 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ピラカンサの花
花の話題になると、毎年同じ花が同じ頃に登場します。これはピラカンサの花。

ヒマラヤトキワサンザシ

棘があり、萌芽力が旺盛な木に似合わず、花は小さくて可憐な姿です。普段は、気にも留めずにいるのですが、花が咲くとつい目を奪われます。



隣の水鉢には、毎日決まってムクドリやヒヨドリが水浴びに来ます。一羽のときもありますが、大抵つがいで訪れ、見張りをしながら交替で浴びていきます。さながら野鳥の貸切露天風呂のようです。



そんな様子を眺めていると、ついついのんびりした気分になります。せっかくここまで来てくれるのだから、餌台を作ろうかとも思っています。

白いつつじが終わって、今度は赤いさつきの花が咲き始めました。
| 湯の香 松の湯 | 16:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
シランが咲いて
白い花に薄く紅をさしたような、その名もクチベニシラン。当館の玄関の石垣の上に今たくさん咲いています。

クチベニシラン

高植えで乾燥気味の土ですが、丈夫に育っています。しかし残念なのが、道路側から見ても、内側から見ても、さつきの植え込みがあってよく見えません。



花が終わったら、株分けしたいと思います。
中庭の松の根元には、紫のシラン。こちらは、玄関のロビーからよく見えるポジションを確保しています。

シラン

いずれもランの仲間で、見た目はカトレアのような繊細な花の形をしているのですが、温室で育てるランとは大違い。
寒さには強くて病気知らず。肥料がなくても十分育ちます。

| 湯の香 松の湯 | 17:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
緑一色のじゃがらもがら巡視
新緑の若葉も、この時期を迎えると緑の色が深まってきます。今日は、地元津山財産区の山火事防止のための巡視。今年2回目の当番です。

お昼を挟んで2時間、おにぎりを持って出かけました。ちょっとした一人遠足の気分です。

じゃがらもがら

津山財産区は前にも書きましたが、天童と町村合併する前の旧津山村の村有林を管理する公共団体。天童温泉は、50数年前まで津山村でした。

木道

ここは「じゃがらもがら」と呼ばれる名前からして不思議なところ。全体が、高さ100メートルほどの大きなすり鉢状のくぼ地になっていて、底には「風穴」(ふうけつ)がいたる所に空いています。

この穴からは冷たい冷気が常時噴き出しています。くぼ地全体に冷気が行き渡り、春の芽生えが遅いなど、植生に大きな影響を与えています。

風穴

昔は風穴一帯が石だらけで、植物が生えていませんでした。踏まれると崩れたりもするので、今では木道の上から見学することになっています。

山形県の天然記念物に指定されています。バイクで訪れた若者から、「じゃがらもがらって、何ですか?」と聞かれ、説明をしてあげました。





| 湯の香 松の湯 | 07:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
緑環境フェアにて
ここは、温泉街の南に位置するわくわくランド野外ステージ前。23日と24日の両日、天童市緑環境フェアが開催されました。
会場内には、展示や販売のコーナーがいろいろ設けられています。

火おこし体験 

地球温暖化防止コーナーでは、何故か火おこし体験教室。子供たちがお行儀よく正座をして参加しています。

足駄

こちらは、地元の木材を使った下駄の販売コーナー。当館で販売している雪駄を作っている下駄屋さんで、今日は何と「一本足駄」を展示していました。
小生も2年前購入しました。これを履いて、夜散歩をすることがあります。背筋が伸びてなかなかいいです。

広場

市民が楽しみにしている恒例のイベント「緑のプレゼント」は、今年は「ピンクナツツバキの苗木」です。両日とも先着300名の人に市長からプレゼントされたそうです。

梅雨入りの時期に咲くナツツバキは、雨の似合う花。当館の玄関前にも来月花を咲かせてくれます。


| 湯の香 松の湯 | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
大浴場からの眺め
大浴場からの眺めです。左奥が、蔵王石をくり貫いた「露天げんこつ風呂」。これから、庭のサツキが一斉に咲き出し、見栄えのする季節を迎えます。

大浴場

写真右下のサツキは、大分花が開いてきました。

サツキ

げんこつ風呂の前にあるキンモクセイは、枝が大分混んできて屋根の庇にかぶさるほどでしたが、昨日植木屋さんに剪定してもらいました。

すっかり風通しもよくなり、庭の奥も見通せるようになりました。見た目にもさっぱりして、いい感じです。

キンモクセイ

湯船に浸かりながら、松の湯の庭をご堪能ください。げんこつ風呂がやさしいキンモクセイの香りに包まれるのは、10月初旬。ひんやりとした空気の中で、手足を伸ばして思わず深呼吸したくなります。

| 湯の香 松の湯 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
長井の黒獅子まつり
小野川温泉の帰り、少し遠回りして長井市に立ち寄りました。気温も昨日に引き続き、27、8度まで上昇し、すっかり初夏の装いです。白つつじは今が花どき。大勢の花見客で混み合っていました。

獅子頭

白つつじ公園内にある神社の社殿に、白木の獅子頭が二体並んでいます。目玉だけ黒く塗られています。神社に人影はなく、失礼して撮影させていただきました。

ポスター

長井では明日「黒獅子まつり」が開催されますが、ここの獅子頭は目玉が飛び出した漆黒の、まさに黒獅子。

ということは、神社に納められている白木の獅子頭は製作中のものなのでしょうか。製作中とは言っても、明日の祭りには到底間に合わないはず・・・。

白つつじ公園

明日は、市内各地区の獅子が一同に会し、五穀豊穣、交通安全、家内安全を祈願して市内目抜き通りを練り歩きます。

長井市観光協会のHPで、昼の部、夜の部とも祭りの様子をライブ中継するそうです。ふるさとを懐かしんで、見る人も多いはず・・・。粋な計らいですね。


| 湯の香 松の湯 | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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