カテゴリー:
Page: 1/4   >>
週末は観光駅馬車で・・・
山形新幹線「つばさ」が天童の先、新庄駅まで延伸になってもうすぐ9年が経ちます。
天童では、この時期から観光駅馬車と銘打って、無料のワゴン車を週末に走らせています。ここが天童駅前ののりば。



運行は、週末(土・日)のみ。天童駅を起点に新幹線の到着時間に合わせて発車しています。天童温泉街を通って、山寺をまわり再び天童駅へ戻ってくる循環コース。

9名乗りの相乗りワゴン車ですが、あらかじめ旅館を通して予約もできます。
ほかに、山寺行きの場合は2名様以上でお一人片道500円の「ワンコインタクシー」も、旅館から予約できます。相乗りが原則ですが、こちらも好評です。

戦前の「遊覧馬車」は、その名のとおり本物の馬車でした。シャンシャン鈴を鳴らして走るので、馬車が来ると、学校の子供たちは教室から身を乗り出して手を振って迎えたそうです。



「遊覧馬車の唄」の歌詞にでてくる、♬「スピード、スピードとせわしい世でも・・・」という一節、今から見れば戦前の生活は十分「スロー」なはずなのに、当時の世相がスピードを追い求めていると言っているあたりが、おかしいですね。

| 湯の香 松の湯 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
あれから9年 温泉新幹線
物置を整理していたら、懐かしいものが出てきました。山形新幹線が新庄駅まで延伸になったときのPR用の暖簾です。あれからどれくらい経ったのだろうかと調べてみたら、1999年12月のことでした。
早いもので、もうじきまる9年・・・。

当時「温泉新幹線」ともてはやされ、一躍脚光を浴びました。



暖簾の「よくござったなっすー」は、「ようこそおいでくださいました」「あったまってけらっしゃい」は、「(温泉にお入りになって)温まってください」という意味です。

JR東日本のテレビスポットや県のパンフレットには、「そば」と「温泉」が重要な観光素材として取り上げられました。おかげさまで、今ではすっかり山形の顔に定着しています。

南から、白布温泉・小野川温泉・赤湯温泉・かみのやま温泉・蔵王温泉・天童温泉・東根温泉・銀山温泉・瀬見温泉・赤倉温泉・肘折温泉等々・・・。

この延伸のおかげで、東京駅から天童駅まで乗り換えなしでOK。駅から温泉街までは、約1キロメートル。広い歩道が付いた道路が温泉街まで伸びており、歩いても15分で着きます。

改札口は2階にあるので、階段かエレベーターで1階へ・・・。階段から温泉の方を見るとこんな風景です。向こうの山並みが奥羽山脈。右側の円形の建物が「パルテ」という複合施設。小ホールやアスレチック、観光物産販売コーナーなどがあります。



高速道路、JR・新幹線、空港までのアクセス、どれをとっても天童温泉は、交通移動手段に非常に恵まれた温泉。山寺をはじめとする、県内の周遊観光の宿泊基地として、便利な温泉です。



| 湯の香 松の湯 | 16:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
尾花咲く
昨日の雨は、全国各地で予想外の被害をもたらし、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

雨上がりの昼、お盆でお供えした花を片付けに、山にあるお墓に出かけました。夏草で一面青々としていた道路際の草も、今頃になると中からススキの穂(尾花)がひときわ高く背を伸ばしています。



ススキは秋を象徴する草。「秋の七草」の一つにも数えられています。ナデシコ・クズ・ハギ・フジバカマ・オミナエシ・キキョウ、そしてススキが七草・・・。

もともとは、野生の草花の中から選ばれたのでしょうが、今となっては7つをそろえるのは容易ではないでしょう。



お月見のススキも風情がありますが、個人的には群生している尾花が太陽の光りを浴びて、逆光でキラキラ光る姿が一番印象的に思えます。
かつて、天童高原で見た景色が原風景になっているのかもしれません。

今日は時間がなかったので、イメージする写真が撮れませんでした。栗もまだ青いですが、大分実が充実して大きくなってきました。



ススキと言うと、どうしても寂しげな「枯れススキ」とか「枯れ尾花」をイメージしますが、逆に群れをなしてはびこる強い生命力に、たくましさを感じ魅かれるものがあります。
| 湯の香 松の湯 | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
おいしい山形 旬・感バス
予約なしで気軽に乗車 乗り降り自由のバスが、9月から11月9日まで毎週土曜・日曜に運行されます。

名づけて「旬・感バス」。



かみのやま駅前から山形駅前を通って、天童温泉、山寺を回り、再び山形駅前、かみのやま駅前に戻る循環バスです。

おすすめスポットの楽しみ方や便利な観光タクシー・バスなど、メニューもいろいろ・・・。

事前に計画を立ててまわると、経済的かつ効率的に観光が楽しめそう。

詳しくは、当館かホームページ「やまがたへの旅」http://www.yamagatakanko.com/をご覧ください。
チラシのダウンロードもできます。
| 湯の香 松の湯 | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スズムシ最後の脱皮
今朝、えさを交換しようと飼育している火鉢の中を見たら、ちょうど最後の脱皮を終えたばかりのスズムシを発見。
立派な羽ですが、まだ色が付いておらず体が透けて見えるよう・・・。



自分の抜け殻を、何と足のほうからムシャムシャ食べています。小さな体なのに、その食欲の旺盛さには驚くばかり。

これがまだ脱皮前の姿です。



去年の今頃は、もうすでに鳴いていたと思うのですが・・・。



でも、脱皮した姿を見て一安心。他の虫たちも次々に脱皮を繰り返し、もうすぐ鳴き出してくれるしょう。

今年も、玄関ロビーや大浴場前の通路において、その鳴き声をお客様から楽しんでいただきたいと思います。
| 湯の香 松の湯 | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
愛宕神社を一周・・・
来年はNHK大河ドラマ「天地人」が放映されます。主人公の直江兼続と対決した山形城主・最上義光も出羽の戦国武将として名をはせた人・・・。

戦国時代の山形の様子を知るには、舞鶴山・天童古城も見逃せないポイントのひとつでしょう。
城跡には、当時の様子をうかがい知る建物は残っていませんが、教育委員会の説明看板が3枚立っています。



山頂にあった難攻不落の天童城は、今からおよそ400年前まで、天童氏の居城として続いてきました。

山形の北の守りとして重要な位置を占めてきた天童城も、強大な戦国大名を目指していた山形城主・最上義光(もがみよしあき)に攻められ、ついには落城しました。

反義光派の旗頭として対抗した天童頼久らも、最上の5500の大軍にはひとたまりもなかったのでしょう。



その後義光は、城跡に「愛宕神社」を建立し、勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)を本尊として、勝ち戦の記念碑としたといいます。この狛犬は、安政年間のもの・・・。角があります。



展望台から愛宕神社まで、時計回りに歩いて約15分ほどかかります。神社の階段の上り口まで、こんな平坦な道が続きます。


| 湯の香 松の湯 | 12:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
湯けむり立つ
今日は朝から雨の降り続く一日です。気温も上がらないので、日中でも風呂場にうっすらと湯けむりが立ち込めています。

こういう風景を見るのも数か月ぶり・・・。



こんな風に、松の手入れも終わりました。枝振りの良い松なので、風呂から眺めるお客様の目にも留まり、よくお褒めの言葉を頂戴します。



暑さ寒さも彼岸まで・・・と言われますが、彼岸まであとちょうど1か月。
暑くなったり、急に寒くなったり・・・。大浴場からの眺めも、少しずつ秋色に染まっていくのでしょう。



9月になると、キンモクセイが庭いっぱいに芳香を放ちます。大浴場の前にも植えてあります。ガラス越しに見える、正面右側の大きな木がそうです。

特に月夜の晩などは、げんこつ風呂の中からもお月見ができ、秋の風情を心ゆくまで堪能できます。


| 湯の香 松の湯 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
芋煮会の季節・・・
昨日から気温が低下して、半袖シャツに何か一枚羽織りたくなるような肌寒さを感じます。
間違いなく、秋の気配が日一日と現れてきています。秋といえば、山形の秋の風物詩「芋煮会」の季節到来です。



里芋、牛肉、こんにゃく、長ネギ、きのこなどが入った、しょうゆ仕立てのシンプルな鍋です。
最近では、まちのスーパーや肉屋さんが「芋煮会セット」を用意し、食材のほかに鍋やござ、薪まで用意してくれます。
終われば、電話一本で後片付けまでしてくれるサービスを提供しているお店も出てきているとか・・・。世の中変わったものです。

当館でも、この時期に夕食の中に芋煮をお出ししています。



来月7日は、山形の馬見ヶ崎河川敷で直径6メートルの大鍋で煮る「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されます。
今年で20回目。朝から準備が始まり、大体11:00ごろに芋煮を配布するそうです。

この調理に使うショベルカーなどの重機から出る油が、鍋に入らないのか心配される方もおいででしょうが、ご安心ください。
全て油は、安全な食用油で対応しています。

詳しくは、「日本一の芋煮会フェスティバルホームページ」をクリックしてください。
| 湯の香 松の湯 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
烏帽子山散策
米沢で県主催の「天地人」に向けた観光担当者の会議があって、帰りに赤湯温泉に立ち寄りました。

赤湯には町の公衆浴場が5つもあり、観光客だけでなく市民生活にも密着した温泉場。しかも100円で入浴できます。泉質は、含硫黄ナトリウムカルシウム塩化物温泉。南陽市赤湯財産区が管理しています。

小生も地元の人に混じって一風呂浴びてきました。温泉旅館をやっていても、また他所の風呂もいいものです。

風呂上りに、近くの烏帽子山(えぼしやま)公園を散策。ここは桜の名所。風格のある幅の広い石段を上ると、風が吹き抜けて気持ちいい・・・。赤湯のまちを眼下におさめ、ちょっとした観光客気分です。



八幡宮の水屋に、懐かしさを感じる看板が・・・。看板そのものが古いのか、それともわざと古めかしく書いたのかわかりませんが、女の子が何ともレトロ。異人さんに連れて行かれそうな服装・・・。



冗談はさておき、立派な龍の口から水が流れています。



狛犬も大きくて、表情にも迫力があります。八幡太郎義家の弟義綱が、傷を負った戦士を湯に入れて治したという赤湯温泉。900年の歴史のある温泉場にふさわしい八幡宮の狛犬です。

ここから国道13号線をまっすぐ北上し、上山、山形を通って、天童まで約40キロメートル。意外に近いのです。
| 湯の香 松の湯 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最上義光のかぶと
山形城主・最上義光のかぶとのペーパークラフトが、山形市「最上義光歴史館」 HPから無料ダウンロードできます。
来年のNHK大河ドラマ「天地人」主人公の上杉の智将・直江兼続と戦った最上義光をPRしようと、同歴史館が企画したもの。昨日の山形新聞に紹介されていました。



本物のかぶと(右)の原寸大(中央)とミニサイズ(左)があります。光沢のある厚紙を使うと、高い質感に仕上がるのだそうです。アップして以来、海外からも問い合わせが相次いでいるといいます。
小生、実は今月はじめに試作しています。作品はこれ・・・。



当館HPのリンク集から歴史館に入れますので、ぜひアクセスしてみてください。
後ろはこんな感じ。



また、山形市の男山酒造では、純米吟醸酒「出羽の虎将 最上義光」を発表。
兼続に負けない義光フィーバーが巻き起こるといいですね。
| 湯の香 松の湯 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

Calendar

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< August 2008 >>

Entry

Category

Comment

Trackback

Archives

Profile

Links

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Search

Mobile

qrcode